株式会社イーストハム/EAST HAM 経営者インタビュー

株式会社イーストハム/EAST HAM 経営者インタビュー


みんながハッピーになり、お客様との信頼を築ける会社

イーストハムの経営方針について
1番は会長含め幹部の皆とそれぞれが楽しく役割を持って毎日少しずつ1ミリでもいいから前に進む経営、成長できる経営、ブランドを目指すという事です。
あとは、トップがやりたい事を決 めてそれを現実化させるのが幹部や社員という トップダウンのスタイルではなく、社員がやりたい事があり、それに対して幹部がいいね、と言える。いいね、と言われたことに関して、「こうやってやりましょうよ!社長!」と言ってもらえる社長で在りたいと思っています。
そして具体的にこういう方法でやったらどうだろう、という事を提案して、みんなで方向を決めて、みんなで作戦を練って、みんなでお客様に喜んでもらって、結果みんなハッピーになる!それが私の理想の方針です。

これからの美容業界、イーストハムについて
2020年コロナ禍というのは凄く大きな出来事でしたし、来年も続くであろうと思っています。 日本の人口減っていきますよ、それに伴って若者は減りますよ、集客は厳しくなりますよ、また来店サイクルが長期化しますよ、など警告的な事が 言われますが、それに関して言えば実は元々言われていた美容業界の課題だと思います。それがこのコロナ禍で一気に加速しました。3月、4月のお客様がなかなか来て頂けない現実、就職活動ができなくて夏休みを過ぎてもなかなか来年の事が見えない現実、そういう問題点というのを目の当たりし、どうすれば良いか考えました。ですので 今年はすごく考える事のできた2020年だったと思います。今後どうなっていくのかという点では、オートシャンプーやオートドライヤーなど、器具的な事はここ数年進化してきたと思います。しかし、これから20年、30年経ったとしても、美容師とい うのは機械にお任せできない、そういう仕事だなあとコロナ禍において改めて痛感しました。不要不急は避けましょうとか、密は避けましょう、と 言われている時でも毎日毎日お客様に来て頂ける 、「イーストハムさんなら安心だから行ってもいいわ」とおばあちゃんも家族に送って来て頂け る、そういう信頼されるお店に今なっている事に関して大変感謝をしています。こうしたお客様からの信頼が今後若い世代に受 け継がれ、お客様の人生に伴走し「生涯顧客」として共に年を重ねていく事が理想だと思います。お客様との繋がりを深く築けるような人や会社 が業界を発展させるのだろうと思いますし、そのバックアップをイーストハムではしっかりしていきたいと思います。

美容学生の皆さんへ!
コミュニケーション力を磨いて下さい。それは仮想現実とかバーチャルの世界だけではなく、是非リアルの人間関係を多いに体験して欲しいと思います。クラスの仲間作りであったりとか、学校で親友を作るであったりとか。人とリアルに関わる事で傷つくこともあるし、辛い事もあると思うんですが、対面で接する美容師の仕事ではとても大切なスキルです。


株式会社イーストハム
代表取締役社長/角 毅氏 Kaku Takeshi

岐阜県出身。岐阜美容専門学校卒。6年前にイーストハムの社長に就任。現役美容師を続け美容師歴は37年になる。イーストハムは岐阜県の大型サロンとして県内だけではなく、全国から注目される会社として存在感を発揮している 。